2020年9月26日土曜日

勉強した風(ふう)の姿

昨日は「何のため」という目的を忘れないでもらいたく

それをテーマに色々と伝えていました。



「勉プリをやるのは何のため?」



それはわからない問題を発見して復習するためです。



満点とれないと怒られるという声も聞こえてきます。



怒られないが目的になってしまうと、

怒られなければやらないという

考え方がどんどん高まっていきます。



また、いつか子供たちが大人になったとき、

「勉強は怒ってさせるものだ」

と次の世代にも受け継がれていきます。



「勉強の目的は何か?」

そこを見失うと方向性がズレていきます。



また、方向性がズレていると

ノートやプリントのメモもズレてきます。



ただ書写のように書くだけになり、

思考はストップしたまま手だけが動いている

「勉強した風(ふう)」になってしまいます。



それを1年続けていても成長することはできません。



なぜそんな「風(ふう)」を続けるのか。



目的がわからなくなっているからです。

嫌だけどやるが続いていれば、

嫌だからやったふりをすることになります。



「何のために塾に来ているのか?」



そこをしっかりと考えてもらうことを

言葉をかえ、良いタイミングを見計らいながら、

伝え続けていきたいと思います。