2018年2月8日木曜日
バンコクでの塾の選び方「受験塾か補習塾か」
バンコクに塾はいろいろありますが、
気を付けなければならないことは、
合格実績ではありません。
塾生が増えれば、
その中から合格者は必ず出ます。
これは塾の実力ともいえる場合がありますし、
違う塾に行っていても
合格する子は合格するという
難関受験特有のものもあります。
例えばテレビに出ている林修先生。
彼ぐらいのレベルになると
通っていた塾がどこだから東大に行けた
というレベルではなくて、
どこの塾に行ってようが合格できる実力が
本来からあったわけです。
ここで大切にしなければならないのは、
自分の子どもが
そのようなタイプなのか、
それともしっかり塾を選んで学ばせる必要があるのか?
ということです。
後者の場合は、
特に気を付けなければならないのは
さきほど言った合格実績ではなく、
先生との相性です。
勉強とは思考することです。
考えないと勉強していることにはなりません。
友だちと一緒だから、
楽しいからと言った理由で塾に通っても、
塾で思考していなければ、
勉強はいつまで経ってもできるようになりません。
結局のところ、思考しているか
思考していないかは、
本人の頭の中の出来事なので、
ここを見分けることは
とても難しいものになってきます。
受験塾で大人数で教えているところでは、
そのような思考していない状態について
見逃してしまうようなことが起きてきます。
質の高い授業は展開されますが、
それはそのレベルに着いてこれる人が対象。
ついてこられない人は別にいいんです。
合格実績を考えれば、
着いてこられない人が辞めても
実績には変化はないので痛くはありません。
そのようなこともあり、
思考していない状態の子が
放置されるということが起こり得るのです。
思考していないというのは、
国語であれば、
さっと読み飛ばして答えを書き、
後は空欄のまま終わらせる状態です。
大きい教室で一斉授業をしていると
そのような子には気づきにくくなります。
また若い教員経験の無い方などは
当然気が付きません。
あとは答え合わせで
赤で答えを書くだけで家に帰る。
その繰り返しを高い授業料を払って行う
ということがあり得るのです。
だからこそ、
お子様を見て、
どの塾があっているのかを
しっかりと見極めることが大切になってきます。
果たして自分の子は
どんどん応用力を伸ばす受験塾が向いているのだろうか。
それとも基礎基本をしっかりと指導する補習塾が
向いているのだろうか。
お子様の塾選びの参考になれば幸いです。