2018年2月13日火曜日
羽ありという小さな虫にビビる子どもたち
教室に羽ありが入ってくることがあります。
バンコクは日本以上にある一定の条件を満たすと
羽ありが大量発生します。
教室に入ってきた羽ありですが、
私にとっては「あぁ羽ありか」
といったレベルの虫です。
が、子どもたちの中には
ギャーギャー騒ぐ子もいます。
冗談かと思いきや、
本気で嫌がる男の子もいます。
これを見ていて、
面白い光景でしたが、
ちょっとした違和感も覚えました。
たくましさが足りないのでは?
別に男はこうあれ、
女はこうあれ、
という強い観念は無いんですが、
さすがに羽ありくらいで
ギャーギャー騒ぐ男の子は
もっとたくましくなった方が良いかなと思います。
まず、羽ありそのものが
噛んだり、何か害を与えることが無いのに、
触ることもできず、
むしろ、ちょっと机に落ちたからと
身をのけぞって逃げるなんて
度胸が無さすぎる。
勉強も大切だけど、
自然に生きる動物としての人間力が
低下している気がします。
これは外で遊ぶ機会が少ないからでしょう。
都会に住んでいると虫と接する機会はぐっと減ります。
それにしても羽ありレベルは、
さすがに気にもしないレベルの胆力は
養ってほしいと思います。
なので、あえて道具を使わず、
目の前でポイポイ手づかみで処理していきました。
男の子は「すげぇー」なんて言っていました。
私からしたら全くすごくないけど、
これをすげぇと思ってくれるなら
学びがあるわけです。
羽ありは手でつかんでも安心なレベルなんだ
と目の前で示してあげることで
徐々に虫に慣れてくれたらなと思います。
勉強も大切ですが、
虫にビビらない気持ちを育てるのも
TJブリッジではムシできません・・・^^;