2018年2月14日水曜日

勉強した風(ふう)ではなく思考する



国語はこう読めば、
必ず答えをしぼることができる
という読み方を指導しています。


解き方ではなく読み方が大切。


問題を解いているときに
悩んでいる子ほど、
解説は絞ったスポンジが水を吸収するように
入ってくるものです。


ただ、わからないとすぐに心が折れてしまい
考えるのを止めている子の場合は、
解説を聞いても、
聞いている風(ふう)なだけで、
なかなか成長できないものです。


なので、目を見て、
力が抜けているような
どこかうつろな感じがしたときは
随時声をかけています。


「〇〇君、さん、そうだよね?」


と説明の最後に呼びかけるだけで、
目の焦点が戻ってきます。


あまりにもうつろなときは、
意識を高めるためにも
頷いたあとに
「で、何がそうなの?」
と聴き直してみます。



何も答えることができない自分に気づき、
ただ何となく頷いていた
ということも可視化することが大切。


勉強した風ではいけなくて、
しっかり考えることが大切だ
ということを
繰り返し繰り返し伝えていこうと思います。