落ち着いてやる。
宿題のミスや勉プリのミスを見ていて感じることは、
慌ててしまったがための計算ミスだったり、
慌ててしまったがための思考の混乱だったりすることが多いです。
勉強をやる意義の1つには、
自分を高めるという意義があります。
速さの変換ができるようになることも大切ですが、
それは人生レベルでいえばそこまで大切なことではないです。
でも、変換をする際の計算ミスを減らすことや、
単位が違うことに気を付ける、気づく力だったり、
秒と分、時間の概念をつかみながら考えること、
時間を脳内に感覚としてもつことにはとっても価値があります。
その価値を学びとるために、勉強というものがありますが、
慌ててしまうことで、
その価値を高めにくくなってしまいます。
そして、慌てて思考が混乱しているときに
教えてもらっても、
過程は頭に入らず、最後の計算部分まで導いてもらってしまうことも。
すると、単なる計算機状態です。
落ち着いて、目の前の問題に正面から丁寧に向き合う。
TJにいる時間は、ほかのことを考えても
TJにいるわけです。
どうせ座っているのだから、
今目の前の課題にじっくり向き合う時間とする。
そんな時間はとっても貴重です。
頭を鍛えようと思って鍛えられないものです。
勉強を通すと鍛えやすいものです。
もちろん、勉強以外でも鍛えることができます。
ただ、勉強はけっこうストレートに意図的に鍛えることができます。
勉強を通して、頭を鍛え、
頭を鍛えながら、自分の弱い部分も見つけて、
高めようとしていく。
とても大切なことだと思いますし、
正面からぶつかり悩んでいる子は大いに応援しています。