2019年11月25日月曜日

赤ちゃんになってほしい


赤ちゃんになってほしい。



TJの子どもたちに伝えていることです。



赤ちゃんは歩くようになるために
何回も何回も転びます。
失敗します。


でも、すぐに立ち上がって、
再び歩くために転びます。



失敗の連続です。



そのとき、
恥ずかしいとも思いませんし、
隣の家の赤ちゃんの進捗状況と比べることもありません。



お母さんが期待しているから、
期待を裏切りたくないから、
人が見ているときは転ばないようにしよう
なんて考えません。



ただ、歩くために何回も転びます。



子供たちが1年生のとき、
クラスのほとんど全員が手を挙げていました。



それが学年を増すごとに手を挙げる人は減ります。



恥ずかしいからです。

失敗したくないからです。

怒られたくないからです。

目立って変な目で見られたくないからです。




いつの間にか、自分が勉強できるようになりたいとか、
解けたら楽しいという思いを忘れて、
どこかの誰かのために自分を抑えることを覚えてしまっています。



赤ちゃんになろう。



あの頃の純粋な思いを思い出してほしいです。


まだ小学生。
私達大人より覚えているはずです。



間違ってもいい。

笑われたっていい。



気にしているのは他人ではなくて、
他人の目を気にしている自分自身です。