2019年10月11日金曜日

地球の環境破壊をに自分たちにできる小さいこと



昨日は国語の資料の中に出てきた
開発による環境破壊と生き物の生活圏が奪われていることにふまえ、
生き物の命について話をしました。


私は菜食主義ではありません。
私は普通に植物も動物も食べます。


私の個人的な見解としては、
どちらかの考え方が正解というわけではなく、
個人が自由に好きな方を選べばよいと考えています。


どちらが地球のことを考えていて、
どちらが考えていないかという問題ではない
と思っています。


人間は主観で命の中に優位性をつけてしまうことがあり、
植物は動物より下位にあるように錯覚してしまうものですが、
私個人としては命としては動物も植物も同等であると考えています。


どの立場で見るかによって
命の優位性が変わっているだけです。


ただ、子供たちに教えたいことは、
どちらの命が大切かということではなく、
どちらの命も大切だということを前提にして、
食実をするときに感謝の気持ちをもつことです。


その感謝の言葉として
「いただきます」を大切にしようということです。


人間として生きていたら、
植物であれ、動物であれ、
食べなければ生きていけないわけで、
そこに罪悪感を必要以上に覚える必要はないです。
生きている以上、仕方がないことです。


ただ、「いただきます」という
感謝の気持ちをもって食することは
言語を使いこなせる知能がある人間としては
最低限の礼儀かなと思います。


「いただきます」を言っていても、
ただ習慣で言っているだけの子が多いとは思いますが、
その感謝の念を言葉に少しだけ込めることができるなら、
人間としては正しい生き方なのかなと思います。


また、環境破壊にも絡んだことですが、
「足るを知る」ということも大切だと思います。


経済成長何パーセントという話題がありますが、
地球上のすべての国が経済成長したら、
この地球の資源は確実に枯渇します。


どこかが富めば、どこかが貧しくなり、
つり合いを保っている状態なのが今の地球です。


私が日本にいたとき、
仕事の帰りに駅横のマックの廃棄食材を見て、
驚いた記憶があります。


この廃棄食材があれば、
アフリカで餓死する子が
いったい何人助かるだろうか・・・


たった一店舗の廃棄ですら、
相当な人数が助かるはずです。


これが東京全体のマックの廃棄になれば・・・
日本全体になれば・・・


足るを知るということが
本当に大切だと思います。


環境破壊だからといって、あらゆることに敏感になる前に、
まずは廃棄を減らすよう個人が努力することが
大切だと思います。


食べ物をできる限り余らせない。
無駄なプラスチックは使わない。


身近にできることでよいと思います。

子供たちには極端に走る前に、
冷静に自分の生活とできることの折り合いをつけ
今何ができるのかを考えて生きていってほしいと思います。