塾に来た子供たちを見ていると、
様々な様子が伝わってきます。
学級での不満を口にしている子。
もくもくと宿題をやる子。
友達とおしゃべりする子。
漢字テストに備えて勉強する子。
それぞれの子の様子を見ていると、
その子の個性が見えてきます。
もちろん、それは確定した個性ではなくて、
私が勝手に感じている私目線の個性です。
でも、今までの経験から、
この感じ取った個性はおおむね外れていないことが多いです。
また、不思議と、その子の個性を見ていると、
保護者の方の個性も見えてくることがあります。
はじめは分析的に行っていたことですが、
次第に感覚的にわかってくることもあるのです。
別に親と子は別なので、子供の課題を親も持っていると
批判的に言いたいわけではありません。
私はそんな偉い人間でもありませんし(^^;
そうやって考えていると、
子育ては親の自分育てとも重なる部分があるように
思えてくるのです。
これはわが子と私の関係にも当てはまります。
私が子供に対して不満に思うことは、
私が目を逸らしている自分への不満であることも多いんですよね。
また、子供に対してこうあってほしいという願いも
良く見つめてみると、
自分の勝手な思い込みであることも多いものです。
以下は自分の例ではなくて世間一般的に言われている例です。
「偏差値が高い方が幸せだ」
これも思い込みであり、全く事実ではありません。
確率的に若干幸せになる可能性は高いのかもしれませんが、
偏差値と幸せは関係ないのは社会を見ていたらわかる事実です。
子供を育てるということは
自分を育てるということ。
そんなことを少し考えていました。
とりとめもないTJ余談です(^^;