2019年10月9日水曜日

子供の個性から親の個性が見える

塾に来た子供たちを見ていると、
様々な様子が伝わってきます。


学級での不満を口にしている子。

もくもくと宿題をやる子。

友達とおしゃべりする子。

漢字テストに備えて勉強する子。


それぞれの子の様子を見ていると、
その子の個性が見えてきます。


もちろん、それは確定した個性ではなくて、
私が勝手に感じている私目線の個性です。


でも、今までの経験から、
この感じ取った個性はおおむね外れていないことが多いです。


また、不思議と、その子の個性を見ていると、
保護者の方の個性も見えてくることがあります。



はじめは分析的に行っていたことですが、
次第に感覚的にわかってくることもあるのです。



別に親と子は別なので、子供の課題を親も持っていると
批判的に言いたいわけではありません。
私はそんな偉い人間でもありませんし(^^;


そうやって考えていると、
子育ては親の自分育てとも重なる部分があるように
思えてくるのです。


これはわが子と私の関係にも当てはまります。


私が子供に対して不満に思うことは、
私が目を逸らしている自分への不満であることも多いんですよね。



また、子供に対してこうあってほしいという願いも
良く見つめてみると、
自分の勝手な思い込みであることも多いものです。



以下は自分の例ではなくて世間一般的に言われている例です。
「偏差値が高い方が幸せだ」


これも思い込みであり、全く事実ではありません。


確率的に若干幸せになる可能性は高いのかもしれませんが、
偏差値と幸せは関係ないのは社会を見ていたらわかる事実です。


子供を育てるということは
自分を育てるということ。


そんなことを少し考えていました。


とりとめもないTJ余談です(^^;