子供たちを教えていて感じることは、
最後に行きつくところは「心」だなということです。
義務教育の段階の勉強内容は
そこまで複雑なものはありません。
その複雑ではない内容を理解するためには、
心が「できるようになりたい」という
前向きな状態である必要があります。
しかし、この前向きな状況になれるかなれないかが
子供によって大きく変わってきます。
それは主に今まで受けてきた様々な影響によってです。
学校で受けたこと、家庭で受けたこと、
もしくは自分自身で客観的に自分をどう見ているか
ということなど、いろいろな要素が影響して、
自分の心をオープンにしたり、クローズにしたりしながら
生活しています。
勉強に対して心がクローズしている状態であれば、
内容がどうであれ、指導法がどうであれ、
勉強というものはなかなか得意になることがありません。
まずは心。
子供たちを見ていると本当にそう思います。
知らず知らずのうちに自分はこんなもんじゃないかな?
という勝手な枠を作ってしまい、
その枠から出られない状態が早くも始まるのが小学生です。
この枠は大人になってもずっと続いてしまうこともあり、
大人になってしまえば、枠があることにすら気づくことができない
ということもあります。
今の子供の柔軟なうちに枠をとる練習を
勉強を通して経験してもらいたいと思います。
自分が思うように勉強はできるようになる。
その経験をTJでしてもらえたらなって思いながら
指導しています。