2019年3月21日木曜日

TJ☆春講座「4日目」【わからないことはわからないと認める姿勢】

TJ春講座も4日目になりました。


一時帰国や本帰国の子も増え、
より少ない人数で頑張っています。

わからないことはわからないと認める姿勢


この短い期間でも子どもたちには伝わったようで、
ミスした問題を復習する姿が見られるようになりました。


ミスをそのままにしない。


たったこれだけのことが
できるようになると、
魔法のように子どもたちを成長させます。


これは勉強でなくても鍛えられますが、
塾に来て思いっきり課題と向き合うことでも
十分に鍛えることができます。


ただし、キャパオーバーの受験塾などでは、
鍛えることなく放置されていることもあるのが現状なようです。


私の教え子でもそのような経験をした子がいます。
ただ、ひたすらプリントを学習して答え合わせして終わり。


それでは決して期待するほどの成長はできないものです。
むしろ、それで成長するなら、
塾に行かなくても成長できる子だと思います。


ただ、TJ春講習をしていても、
わからないことを質問しない子も出てきます。


もちろん、わからないことを粘って考えることはとっても大切で、
なんでもすぐに頼ってしまうと、
思考の深まりを得ることができません。


しかし、単純に質問するのが恥ずかしいから聞かない
となるとまずいです。


そのため、
子どもたちのところを回って、
考えていないのに手が止まっているときは、
ヒントを与えるようにしています。


ただ、将来的には、
「進んでわからないときは聞ける人」
になってほしいので、
すぐ手助けするのではなく、
自ら声を発することを少し待つ姿勢をもって
教えるようにしています。


これだけ少ない人数で指導していても、
私が言っていることは聞いていても、
ミスしたところを放置して先に進もう進もうとする子も出てきます。


ミスをそのままにしてはいけない
と聞いて理解していても、
実行するときになると我を忘れてしまうこともあるのでしょう。


すると心配なのは、
この春期講習が終わっても、
やり直して正解だった青で丸付けした問題
(まだ定着が甘い問題)をやり直さないのでは?
ということです。


来週からの長期休暇の間に必ずやり直させるよう、
保護者の方がチェックしてもらう必要が出てきます。
やりっぱなしでは効果は半減してしまいます。


ミスした問題は徹底的に治療する
という意気込みで反復すること。


これをするからこそ、
勉強はできるようになってきます。


ご家庭では反復するように伝えるだけではなく、
本当にやったかどうかを見てあげてほしいです。