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感動したスピーチ
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バンコク日本人学校の授業参観に行ってきました。
子供たちのスピーチはとても素晴らしく
感動しました。
というのも、TJのある子が
「先生になりたい。塾の先生に憧れた。」
というスピーチをしてくれていました。
涙が滲んでしまいました。
割合、円柱の体積などなど、
勉強ができるようになってくれたらうれしいのですが、
それよりも嬉しいのは
少しでも人生に影響を与えることができるときです。
子供たちの人生を良い方に導ける存在であろう。
そう心を新たにしました。
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使命感
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スピーチを聞いていて、
この子は夢をつかめるだろうな、
まだまだ夢はつかめないかもな、
という違いのようなものを感じます。
それは「使命感のような強い情熱をもっているか」です。
強い使命感のようなものを持っている子のスピーチは
とても深みがあり、力強く、
行動につながる論拠がはっきりしていました。
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なぜを繰り返す
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使命感を強くするためにどうしたらよいか。
子供たちに伝えたことは
「なぜ?」を繰り返すことです。
例えば、「小学校の先生になりたいです。」
という夢を語るなら
「1なぜ」だけのスピーチでは浅いです。
「子供が好きだからです。」
これが理由だとしたら、
「子供が好きな人」=「教師」
になってしまいます。
世の中見渡しても、
そんなイコールは成り立っていません。
「保育士」「サッカー指導者」
「公園の管理人」
子供が好きという理由なら違う職業は山ほどあります。
山ほどある中で「2なぜ」小学校の先生を選んだのか?
というように、
「なぜ」を繰り返していくと、
自分の中の本質が見えてくるものです。
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5なぜくらい繰り返す
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自分が今夢を持っているなら、
「なぜ」を5回くらい繰り返してみてごらん
と伝えました。
回数は目安ですが、
そうやって自分の中に
自分だけの答えを見つけた人は、
高い確率で夢を達成できるはずです。
勉強も大切です。
でも一度しかない人生だからこそ
自分なりの生き方を見つけることも大切です。
子供たちが将来、
それぞれ自分の人生を
笑顔で生きていることを願っています。