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同じミスを繰り返すこと
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授業をやっていると
同じミスを何回も見かけることがあります。
例えば平均の応用問題です。
これは重箱の隅をつつくような問題ではなく、
出す度に間違えやすい問題だということ、
よくありがちなミスのパターンも合わせて、
かなり丁寧に説明した問題でした。
今回で３回目の登場となるでしょうか。
もしかしたらそれ以上かもしれませんが、
まだ間違えている子も数名います。
自分で悔しいと思い、
問題と正面から向き合うことができるか。
精神論のようになりますが、
ここに大切なことが隠れています。
本当に自分ができるようになりたいと思うから、
同じミスを繰り返す自分を悔しいと思えるのです。
悔しいと思えるから、
真剣に復習し、
自主勉ノートを提出して頑張るのです。
間違えても、自分のこととして正面から受け止めず、
なんとなく他人事のようにメモだけして終わらせる
という心構えではなかなか出来るようにはならないものです。
これは仕事でもスポーツでも何であれ同じでしょう。
だからこそ、
勉強を通して、自分を客観視し、
できていないことを正面から受け止め、
それを改善しようと思う態度を育てる。
勉強内容もさることながら、
そのような精神的な面を高めていってあげたい
と考えて指導しています。
技術も当然大切ですが、
それを支えるマインドを変えてあげる。
時間はかかってもこれは一生の宝になるからです。
