TJらしいと感じた場面があります。
教室に入ってきて、
挨拶をしなかった子がいました。
高学年になるとよくある光景です。
でも、TJが目指すTJらしさは、
相手が心地よいと感じる挨拶ができる姿です。
そのことについて、
話をすることはよくあります。
国語と算数の間には休憩時間があります。
挨拶をしなかった子は、
その休み時間に、
思い出したかのように
「先生、こんにちは」と伝えてくれました。
でも、休み時間に挨拶をしていなかったなんて思い出すこと可能性は低いです。
きっと、挨拶しなかった自分には
はじめから気づいていて、
もやもやした気持ちがあったのでしょう。
このもやもやした気持ちをもってもらうということが、
TJらしさの本質です。
挨拶をしてくれた子には、
何気なく褒めました。
何気なくが大切です。
挨拶を恥ずかしがる子は
人前で大げさに褒められることも
恥ずかしいからです。
このようなTJらしさはクラスで共有しています。
他学年でも共有します。
TJらしさを身につけ、
社会で輝く人を育てていきたいと
バンコクの片隅で考えています。