2018年10月20日土曜日

心の中の神様を大切にする



子供たちに伝えたことは、
人間の心の中には神様がいるということです。

でも、私は無宗教ではないので、
キリスト教などの神様ではありません。


例えばどういうことかを以下のように説明しました。


おじいちゃんが亡くなって、
おばあちゃん1人ぼっち。

痩せたからだで駄菓子屋を1人で営む。

友達と一緒にお菓子を買いに行ったとき、
おばあちゃんがウトウトし始めます。

友達がおばあちゃんが見ていないからと
うまい棒を2、3本盗んでしまいます。


それを見ていたみんなはどう思うか?


自然とおばあちゃんがかわいそうだな・・・
と沸き起こってくるはずです。
誰から教えてもらったわけでもなく。


その気持ちが神様だと表現したのです。
神様じゃなくてもいいんですが、
良心を生み出す何かです。


その心を大切にしてほしいと伝えました。


時々、となりの子をカンニングしている姿を
見かけることがあります。

もちろん、気持ちはわかりますし、
みんなの前で注意はしません。
怒られて完全にやめられるようなものではなく、
カンニングというのはもっともっと根が深いものです。


それを制御するためには
自分の中で何か抑制するものを持っている必要があります。


その一つとして今回の話があります。


自分の中の神様が見ているんだ。
そう思うだけで、
ちょっと止まる力が働くものです。


それを無視して、カンニングをしてしまったり、
国語の答え合わせのときに、
鉛筆で書き直して丸付けをしてしまうと、
どんどん神様の心を無視することになる。


その結果はどうなるか?


今ニュースでやっている
信じられない悪いような事件をしている人は、
昔は神様の心をもっていたけど、
ずっと無視し続けた。


その結果、神様の声は消えてしまい、
二度と聞こえなくなった。
何が良いことか悪いことかもわからない状態です。


だから、先生が勉強がいつも言っている
「間違えることを怖がらないで」ということが
大切になってくるのです。


間違えを不正をして隠すくらいなら、
間違えたままの方が100倍いい。


ただ、病院に行って骨折していたら治療するように、
間違えがわかったら、
治療することが大切です。


そうやって人は成長していけるのです。


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