TJで教師をしていて、
自分が大切にしていることは、
真似されるに値する人間であることです。
というのも、
小学生の子どもたちは感化されやすいのです。
これって教育する方にとっては、
本当に慎重に考えなければならないことなんです。
昔自分が受験をしてきたから、
勉強だけはできる。
そんなことで教師になっている人は
感化の力の怖さに気づいているのだろうかって思うのです。
子どもたちが生きる上で、
それだけ教えていたらいいの?
と考えてみたら、
勉強だけできても幸せになれないのは明らかです。
自分自身の生き方を高め続けている人だけが、子供に影響力を行使しても良い存在だって思うのです。
私はバンコクの片隅で学習塾を経営していて、
バンコクの子どもたちの中には勉強だけできていたらいいというような教育をされている子を多く見ています。
勉強だけでは生きていけないよ。
勉強も大切だけど、それだけじゃないんだよ。
そう教えてあげたいのです。
だからこそ、子供たちが小川一樹という人間と接したとき、
常に生き方を見られているという覚悟で日々の生活を高めているつもりです。
もちろん、完璧ではなく、
常に弱い自分との戦いです。
その戦いから学んだことも
すべて子どもたちに還元できたらなと思うのです。