2018年6月6日水曜日
手段と目的の違いを理解すれば質が高まる
「手段と目的」についての話をしました。
今やっていることは「手段」なのか「目的」なのか?
このことを意識することで物事の質は変わります。
国語の問題を解くことが目的になってしまえば、
解き終わった時点で目的は達成されています。
答え合わせは気を抜いてしまうことがあるのは
おおむねこのためです。
しかし、国語の勉強が自分の読解力を高めるための手段だ
と理解できた子にとっては、
答え合わせこそ学びの場だということがわかります。
答え合わせの目つき、姿勢が変わってくるのです。
宿題をやることが目的になれば、
宿題をやっているときの意識は低いままです。
終わらせればいいやといった感じでしょう。
しかし、宿題を自分の弱点を発見して補うための手段だ
と捉えることができれば、
宿題のやり方、答え合わせの仕方が変わってくるものです。
それは漢字ドリルのテスト勉強にしても同じです。
そうやって自分の行動を
これは手段なのかな?目的なのかな?
と考えていくことで質は変わっていくものです。
自分の意識を高めるための1つの考え方として
身につけてもらいたく話をしました。
完全に理解できなくても、
少しずつ理解を深めていってもらえるように
伝えていきたいと思います。