2018年6月5日火曜日
間違いの中にこそ学びがある。
伸びる子の特徴として
「間違えることに対して素直である」
ということは何度も伝えていることです。
何度も伝えるにはわけがあり、
日本の教育を受けている限り、
間違えることが悪いことだと
心と体にしみこんでしまっていることがあるからです。
人は間違えることから学ぶとき、
正しいことから学ぶより多くのことを学ぶことができます。
歩いているときは学びが無くても、
タンスに小指をぶつけたときの方が、
この場所にタンスってダメでしょ!とか、
自分の不注意さに学びがあるのと同じです。
って変な例えですがパッと思いつかず(^-^;
勉強も間違えるからこそ
自分の弱点が見えてきて、
そこから学ぶことができるようになります。
間違いを隠す心からは
得ることはありません。
堂々と間違える。
宿題を忘れても指導はしますが、
厳しく叱ることはありません。
なぜなら厳しく叱られた子は
「叱られるからやる」
という思いで宿題をやります。
そのため、答えを写してしまう、
友達の答えを見せてもらうという
不正な方向に流れることが多くなります。
宿題は自分のためにやっているんだという
どストレートの当たり前なことを本人の中にしみこませたとき、
はじめて宿題に意味が現れ、
取り組み方が変わるものです。
それには時間がかかりますが、
時間をかけるに値する見返りもあります。
くどい話ですが、
間違えることは悪くもないし、
間違えるからこそ学びがあるんだよと
伝え続けて行きたいと思っています。