2018年5月19日土曜日

わからないという気持ちに正直になる

授業のときに
子供たちに大切にしてもらいたいことが
わからない気持ちに正直になること。

わからない様子



今日は小学4年生の角度の勉強の最後でしたが、
だいたい学校のテストで出されるパターンは決まっています。


90度より小さい角度、
180度より大きい角度を測る。


180度より大きい角度を書く。

360度よりちょっと小さい角度を書く。


三角定規を重ねて角度を求める。

2本の直線が交わってできる角度を求める。

この程度のパターンしかありません。


この限られたパターンの中の
どこに苦手だなという思いがあるのか?
自分では気づいているはずです。


その気持ちを捨ててしまえば、
結局できないままになってしまいます。


恥ずかしい。
わからないことは悪いことだ。
質問したらいけないのかな。


いろいろと過去のとらわれていた常識のようなものを
少しずつ崩して、
自然と学びあいが高まるようなクラスを
作っていきたいなと考えています。


教科の学ぶ内容も大切ですが、
その学びの背景にある
学力に大きな影響を与えていることが見えます。


そのを育てることこそが大切。
少しでも心の成長のプラスになるように
良い刺激をプレゼントできたらと思います。