2018年5月18日金曜日

偶然の正解を正解としない心が成長につながる

私が尊敬しているイチロー選手の言葉で
子どもたちに伝えたいものがあります。


どうやってヒットを打ったかが問題です。
たまたま出たヒットでは何も得られません。」


野球のバッター


勉強をしていると偶然正解していることも
多くあるでしょう。
漢字も思い出せないけどなんとなく書いたら
正解なんてことも。


これでは勉強の価値は半減します。
あいまいな状況は
いつか自分の足元をすくうものです。


それは学校のテストかもしれません。
入試かもしれません。


偶然正解した問題に○を付けるだけではなく
どこか隅にでも△を付けて
あとで復習をするという姿勢が大切です。


偶然正解したものを
そのままにしてしまうということが
勉強にとってマイナスに働いてしまう
なんてちっぽけなことが伝えたいのではありません。


これは人生を生き抜くためにも
大切なことだから伝えているのです。


スポーツでも同じ。
勝ちをただの勝ちとするのではなく、
勝ちの理由をしっかりとつかめているかが
大切なんだと思います。


相手のミスによる勝ちは
自分の実力が反映した勝ちではありません。


勝ち続けるためには
勝ちの理由をしっかり理解していて
また再現できることが大切です。


自分に厳し過ぎるとストレスがたまりますが
多少はこの様な視点を生きるときの物差しに
してくれたらと思います。

子育ての指針