2018年3月7日水曜日
勉強はうわべではなく、本質を理解することが大切
プリントで
単純でも本質がわかっていないと
ひっかかるような問題を
出してみました。
あえて文章に出てくる数値をわり算の順番にしないように配置し、
式を間違えると割り切れない数になります。
でも割り切れないから式を逆と直す子もいるので、
割り切れないときは小数第二位で四捨五入して良い
との旨も書いておきました。
すると、かなり式の順番をミスしている子がありましたが、
その中でも数名は、
確実に惑わされることなく正しい式を書いていました。
深い理解が伝わってきましたし、
成長を感じました。
課題と、わからない自分と
「向き合うということ」
ができているんだな
と感じる瞬間でした。
簡単な問題を
ただ数こなす学びでは限界があります。
簡単な計算問題レベルのもの正答率は高まりますが、
深い理解には到達できないものです。
わかった気になった問題を増やしていても
それは時間が経つと忘れてしまいます。
少なくとも深いところの理解があれば、
常に応用可能な思考の道具となります。
TJでは、この本質を指導するようにしています。
成果には時間がかかるものですが、
今回のプリントのように、
積み重ねた結果として、
ぶれない本質を掴み始めた子もいます。
6年になると、
より計算問題レベルでは太刀打ちできない
問題が多く出てきます。
さらに中学の準備としても大切な時期です。
より本質を指導して、
確実な土台を作っていけるよう
指導していきたいと思います。