2018年3月14日水曜日

やる気が上がる子とやる気が下がる子の違い


最近は学校の先生の悪口が多く聞こえてきます。
それに関連して、話をしました。


悪口を言うことが良い悪いという道徳的な話ではありません。


人間は自分が見ようとしたものが見えてくる。
という話です。



人間は自分が見ようとしたものが見えてくる


人間は誰もが悪い部分と良い部分をもっています。


ある日誰かが
「あの先生ムカつくよね。」と言ったとします。


すると、今まではそんな意識していなかったのに
悪い部分が目立ってくるようになります。



良い部分もあるはずなのに、
その部分はあまり見えず、
悪い部分ばかりが肥大化して
見えてきます。



人は自分が注目しているものを見る傾向があるのです。




勉強が苦手と思っている子は苦手な理由が見える


これは勉強でも同じです。

勉強が苦手だと思い込んでいる子は
苦手なことばかりが目に飛び込んできて、
やる気を低下させてしまいます。


そこであえて強制的にでも
「自分は勉強ができる」
「通知表で大変良いを全部とる」
という状態をイメージしてもらいました。



通知表をもらったときの気持ち。
親に渡すときの気持ち。


実際に考えながらニヤけている子もいましたが、
未来は白紙で何も決まっていないので
空想するのは自由です。



脳というのは
例え現実的ではなくても
繰り返しているものを優先する仕組みをもっています。



やる気を向上させるか低下させるかは自己評価


もし、自分はできるんだ
という思い込みが強くなれば、
ミスした問題を目の前にしても、
なにくそ!というやる気の向上につながります。


自分は駄目だ。
と思っている子は、
ミスするとやっぱりダメだったと
やる気を低下させるものです。


同じミスでもやる気向上につながれば
低下にもつながる。



これは自己評価によるものです。



自分を信じるからやる気が出る


未来は白紙なんだから
過去の自分から未来の自分を固定するのではなく、
自分はできるんだと
強く信じて勉強をしてほしいです。


ライト兄弟も自転車をいじっていたら
勝手に飛行機ができたわけではなく、
「空を飛べるんだ」という強い思い込みがあるからこそ、
いろいろなアイデアが生まれてきて
最終的に空を飛ぶことが現実になったのでしょう。



適当に勉強をしていたらできていた
ということではなく、
「自分はできるんだ!」
という思い込みがライト兄弟のように
大切なことだと思います。



TJでは自己評価を高めてもらえるように
声をかけ続けて生きたいと思います。


自己評価向上こそやる気の源です。