2018年3月13日火曜日

目標を立てるだけじゃだめ。その目標は本気なのか?!


松下村塾みたいでいい雰囲気


昨日は小学6年生は6名での授業でした。
バンコク日本人学校が卒業式を終え、
半分以上がキャンプだったり、帰国だったりで
お休みです。


この様なこじんまりした人数でやるのも
声が届きやすく良いものだなと感じました。


双方向感がより強くなっている感じがします。



目標を立てることの大切さ


子どもたちには、
こんな話をしました。


何事も目標を立てるということが
シンプルですがとっても大事だということ。


当たり前なことですが、
当たり前なことができていないことが多いものです。


目標は中学なら定期テストで
まずは5教科80点×5=400点を越える
というような具体的なものである必要があります。



ただし、本気で達成したい目標でなければ
意味がありません。



その目標は本気なのか?


以前、サッカー選手になるのが夢の子が
目標に「レギュラーになって、毎試合得点を採る」
というものを立てていました。


そこで私から簡単な質問をしてみました。

「サッカーの習い事以外の日で
 何かしている?」


すると何もしていないという答えが
返ってきました。


小学校に入り、指示されて行動することに慣れ、
簡単なことも思いつかなくなってしまっている。
そんな感じを受けました。



サッカーは詳しくありませんが、
得点を採るためにキック力が必要です。



それなら、歯磨きをしている時間に
爪先立ちになる程度のことは
すぐできるはずです。


やっているか?と聞けば
当然やっていないはず。


家に帰るとき、
エレベーターで3階前で降りて、
階段であがる。



その程度はすぐ思いつくことで
それすら実行していないのは
本気ではないのかもしれません。



勉強が得意になりたいなら
間違えた問題を週末にでも解き直せばいい。
それだけのこともやらないのは
裏を返せば現状維持でいいということです。



50マスが早くなりたいなら
自分から私に50マスの練習用紙を
刷ってくださいと伝えればいい。



どれも特別なことではなく、
本気であればすぐに思いつくことです。



だから目標が本気になれるものでなければならない
とさっき述べたんです。
本気ではないから思いつかないんです。



人につけてもらった目標だったり、
何となく世間体に合わせた目標でもダメで、
心から達成したいと思える目標だからこそ
当たり前のことに気づけるようになるのです。



やるべきことを当たり前にやる!


TJの授業はラスト1回。
子どもたちに伝えることはまだまだありますが、
小学校の段かいでは残り1回。



家で暇だという子もいますが、
ぜひ勉プリの復習をするようにと伝えました。



それをやらずに中学になって
小学校の勉強がわかりませんなんて
言ってはいけないよと伝えました。



やることを当たり前にやる。
なぜなら
せっかくやるなら勉強ができるようになりたいから。


解き直す。

これ以上大切なことはありません。

1日45分、いや集中できるなら30分でもいいので、
復習をする時間を設定して
テキスト、勉プリの解き直しを確実にするように
保護者の方が見守っていただけたらと思います。