2018年2月28日水曜日

突き抜けて出過ぎた杭になれ!

私が伝えたいことがありました。


「突き抜ける」


「出過ぎた杭は打たれない」


私が好きな言葉です。



好きなことが仕事にできたらいいのですが、
好きでなった教師も2年で辞める人もいます。



色々見てくると、
「中途半端な人は楽しめない」
ということがわかりました。



学級が荒れて、
管理職から怒られて
という先生は、いろいろ不満を言いますが、
私の考えはシンプルで

「で?だからどうする?」

ということです。



学級が荒れているなら、
荒れた原因を調べて、
1つずつ時間がかかっても
改善していく必要があります。



管理職から怒られるなら
怒られない自分になるために
スキルを磨けばいいわけです。



シンプルなことです。


そこから目を逸らして愚痴って何もしないから
余計に事態が悪化するのです。



私は日本の学校で
はじめて6年生の担任をしたとき、
子どもたちがシャーペンがいいというので、
学級会で先生を論破するほど
みんなで意見を高めてほしい
と伝えて話し合わせたことがあります。



私はすべて論破できる理由をもっていましたが、
子どもたちの熱意は伝わってきたことと、
シャーペン禁止にしても良い条件が
しっかりと練られていたので、
職員会議にかける約束をしました。



他の先生からはシャーペンはダメだと
散々批判されましたが、
私はシャーペンがダメな理由に対して
反論し、禁止条件などもあることを理由に
粘りました。


すると、教頭が味方になってくれ、
6年だけ解禁となりました。
その学校の歴史で初のシャーペン解禁。



これには教師2年目でしたが、
かなりの遣り甲斐を感じることができました。



自分でできることが広がると
仕事は楽しくなるものです。



中途半端な立ち位置で
止まっていたら、
結局、楽しめる領域まではいけないものです。



ゲームクリエーターになりたい
という声を聞きますが、
なりたくてなったゲームクリエーターだって
突き抜けない限り楽しめません。



入社したばかりの人に
新作ゲームを任せるわけがありません。



始めは雑用ばかりでしょう。
軽いプログラミングを頼まれるかもしれません。



そこでふさぎ込んでいてはダメで、
最高の雑用をするからこそ、
徐々に目に留まって、
より責任ある楽しい仕事を任せてもらえるものです。



スヌーピーの言葉。

「配られたカードで勝負するっきゃないよね」



与えられた仕事で、勝負しているうちに
自然とその仕事が楽しくなってくるものです。
はじめから楽しい仕事は稀でしょう。



子どもたちも
記憶力がどうとか、家がどう、先生がどう
とか言いますが、

「だからどうする?」

ということが欠けてはいけないんです。



記憶力が悪い?
だったら、そのカードは変えることができるのか?
変えられない。
だったら、そのカードで勝負するしかない。



上を見たらきりがない。

下を見てもきりがない。



見るべきは自分のカードです。
そのカードを使って最善手をとっていたら、
自然と結果はついてくるものです。



与えられたカードで
頑張ってほしいと思います。