2017年12月20日水曜日
冬期講習には行かなくて良い理由
バンコクで日本人学校に通う子たちの中で、
冬期講習に通っている子たちが多くいるようです。
難関私学に合格したい
という目標があるなら良いですが、
特にそのような意図が無いのであれば、
冬期講習に行く必要はないと考えています。
時間対効果が低い
例えば午前中を朝9時から正午まで通ったとしましょう。
1日3時間です。
その3時間の中でプリントを6枚やったとしましょう。
だいたいの塾がプリントをやらせているようです。
その6枚のうちわからない問題を合計しても
1p未満の量でしょう。
5p分はわかっている問題を解いている状態です。
6分の1に大切なところがあります。
だとすれば勉強時間も6分の1でいいんです。
3時間の6分の1なんで、30分です。
学校のテストでミスした問題。
計算ドリルでミスした問題。
今ならっている塾でミスした問題。
そのミスこそが1p未満の
最高の価値ある問題なんです。
そこをやればいいのに、
とりあえずの安心感のために
高いお金を出して冬期講習に行かせるのは
本当にもったいないと思います。
ゆっくり休みたいところを
特に明確な理由もなく冬期講習に時間を使う
というのであれば、読書でもした方が良いです。
親子で一緒に喫茶店に行って読書の時間を
1時間とった方が有益でしょう。
放置指導
毎年、冬期講習に通った子の中から
以下のような声が聞こえます。
先生がプリントを配って、
解いているときは教室からいなくなって、
終わるころに戻ってくる。
それから答え合わせをして
授業が終了。
それなら、紀伊国屋で薄い問題集を買って、
自宅でやっていた方が良いです。
集中できないなら、
親子で喫茶店に行って、
1時間で問題集を解いて、
一緒に答え合わせをした方が良いです。
費用だって何分の1レベルで抑えられます。
ストレスもかからないでしょう。
冬期講習は、
塾生から、または外部から
別途料金を採ることができるから
やっているところもあります。
本当に自分の子どもに冬期講習が必要なのか?
そこを考えてから申し込んでも遅くはないと思います。