2017年11月14日火曜日
脳をつくる情報に気を付ける!
子どもたちに
体と心の話をしました。
体は口から栄養を入れて育てます。
だから、大人は子どものたちの
口から入るものに気を付けるわけです。
心は、耳と目、
脳の中で自発的に生まれた言葉を回すことで
成長していきます。
だからこそ、耳、目から入る情報には
特に気を付ける必要があります。
世の中にはマイナスの情報が溢れています。
現実はそうであっても、
子どもたちは、人格を形成しているさなかですので、
特に情報には気を付けた方が良いものです。
ネットでは自殺したいという人たちが
絡み合い、9人殺害される事件がありました。
これも、はじめはちょっとしたイラ立ちから
自殺したいという軽い気持ちだったかもしれません。
自殺というのはかなりの人が考えたことがある
かもしれませんが、
これがネットという空間でつながったとき、
目からマイナスの情報が絡み合い、
また、自分の頭の中でもマイナスの言葉が
占有するようになる。
次第に本気ではなかった自殺が
本気になってしまうということもあります。
殺した人だって、
生まれたときから殺人鬼だったわけではないでしょう。
3歳の頃は読み聞かせしてもらって
きゃっきゃ笑っていたかもしれません。
おもちゃを買ってもらえなくて
泣いた日もあることでしょう。
でも、いつからか
人を殺めるというマイナスのことに自分を染める
きっかけがあったはずです。
そこから抜け出せず、
どんどんそっちの方に染まった結果なんだと思います。
情報はネットフィルターなどで、
親に制限してもらうことも大切ですが、
もし無制限で使えるのだとしたら、
そのようなマイナスの言葉が溢れる情報には
アクセスしない方が良いと伝えました。
1秒1文字、すべてが自分の脳を
経由していて、栄養になっている。
その意識を忘れないでほしいと伝えました。
また、自分がどんなに気を付けていても、
マイナスの言葉を吐いてしまう人が
周囲にいるなら、
自分から離れることが大切だと思います。
ネットでなくても、
マイナスの情報はマイナスの情報と
自然と引き合うもの。
マイナスであふれる集団を
形成してしまうと、
ネット空間で同調し合って高まってしまうことと
似ている状態になってしまいます。
自ら離れて身を守るということも大切です。
潔癖になる必要はありませんが、
常に脳はすべての情報を吸収している
という意識はもっておいた方が良いでしょう。