2017年11月2日木曜日

勉強ができるようになるための方法



勉強ができるようになるための方法
について話をしました。


大まかに書きますね。


ゲームをしていたとします。

もし、クリアできずにゲームオーバーしたらどうするか。

ほとんどの子は
再挑戦すると言います。


ウォーって思う
なんて意見もありました。


ただ、ここで大切なことがあります。


再挑戦する前に、
きっと「修正」したんじゃないかな?
ってことです。


ドラゴンクエストであれば、
レベルが足りなかったのか。
ボスキャラを倒す前に
体力を消耗しすぎたのか。


テトリスであれば、
先読みができていなかったのか。


ゲームによって違いますが、
調整をしてから再挑戦するはずです。


ウォーという意見もありましたが、
これは感情です。


感情そのものは、クリアには
影響を与えません。


勉強ではどうなのか?


ミスをした。


ここで調整するというのは、
マス計算であれば、
どこが苦手な数字だったのかを知ること。


勉プリで同じミスを繰り返してしまうなら、
解説を聞いているときの思考は
どうだったか?
何となくわかったで聞き流していないか。


何となくで聞き流していたなら、
先生に再度聞くことや、
友達に聞くなどの調整が必要です。


やっているけど、
忘れてしまうのであれば、
繰り返しているときの意識をチェックします。


無思考でただ覚えていた式を
書いただけではなかったか。


式を書くときに式の数字が
なぜなのか?ということにまで
意識を働かせていたのか。


また、忘れっぽいというのは
本当なのか?

日常生活でも忘れっぽいことがあるのか。

あるのであれば、
そこにも問題があるかもしれません。


もし日常生活は普通であれば、
勉強にスポットを当てることができます。


ここで感情に入り、
自分は駄目だ。
自分には無理だ。
こんな問題できないのはバカだ。
とか、
感情に入ってしまうと
ストップ。
そこで止まってしまいます。


人間だから感情に入ることはある。


だからこそ、
感情に入ったことに気づき、
少しずつでも「修正」に向かうよう
自分で自分に声をかけてあげることが
大切だと伝えました。


私は空手をやっていましたが、
試合で負ければ、
悔しいし、恥ずかしい気持ちもあります。


でも、その感情から調整に移動します。


タイミングが悪かったのか、
精神面が弱かったのか、
踏込が甘いのか。


いろいろと調整して練習で
改善していきます。


感情で止まらないのは
勝ちたいという意思があるからです。


勉強だって、
できるようになりたい
という意思があるなら、
感情で止まらず、
調整に向かうことが大切だ
と伝えました。


今日教えたことは
スポーツでも勉強でも
仕事でもつかえる大切なことだ
と伝えました。


教師になったばかりのことを思い出します。


社会人から教師になったので、
周囲には年下でも先輩がいました。


悔しいのでもちろん調整しました。


体育館で全校児童を前に
はじめて話したときは膝が震えました。


震えたと思ったら、
ますます震えました。


でも、それが悔しかった。


だから、感情で止まらず、
調整に入りました。


結論は単純ですが、
「慣れ」が足りないということ。


だから、全体で話す機会を
どんどん増やすことが大切です。


繰り返しているうちに
自信も生まれ、
気が付くと、全く動揺することが
無くなりました。


勉強を通して自分を見つめる。


少しずつでも良いので、
調整をして自分を高めてほしいと思います。