2017年11月10日金曜日

自分の心が何を望んでいるかを知り、自分が歩みたい方に進む



今の自分は過去の行動の結果。

未来の自分は今の行動の結果。


という私が好きな考え方を
子どもたちにも伝えました。


自分がのぞむ未来を手に入れたいなら、
今の行動を変える必要があり、
そこは感情と絡めると複雑な話になってしまいますが、
感情を抜きにすれば
非常にシンプルなことです。


ただ、難しいのが、
マイナス感情がどうしても
絡んでくるからです。


自分には無理。
そんな感情があるからこそ、
自分がのぞむ未来を手に入れることに
高い負荷がかかってしまうのです。


私が教師を目指したときも、
この負荷が内側からも外側からもありました。


サラリーマンを辞めて
教師になるので、
まずは自分の中に本当になれるのか?
という疑問がありました。内側の負荷です。


ただ、望む未来のために、
その疑いを課題に変え、
一つ一つクリアする感覚で
乗り越えた結果、教師になることができました。


もう一つやっかいだったのが
外側からの負荷です。


知人がこの年齢からは無理だろうから
教師を目指すのはやめた方が良いんじゃない?
と言われたときです。


他人に理解してほしい
という思いが、
今と比べて強かったので、
少しがっかりした記憶があります。


でも、心の中で、
お前は教師目指したことが無いだろ?
無いお前に無理だって言われても
納得できない
といった気持ちがあり、
結局、自分の心の声に従って行動しました。


高校受験のときも同じです。


都立の上位高に自分が行きたい高校がありました。

でも、担任は内申を考えると、
安全のために1つ下げた方が良いのでは?
と提案してきました。


でも、自分が生きたい高校は
自分で決めたいという強い思いがありました。


母親が落ちたら私立でも構わないということで、
自分の志望校を下げないことを認めてくれました。


結果、志望校に挑戦することができ、
合格することができました。


しかし、教師の言う通りにしていたら、
自分の望んでいた結果とは違った人生に
なっていたことでしょう。


学校のマラソンでも良くあったことが、
一緒に遅く走ろうぜ!という誘い。


自分は乗らなかったので、
疲れましたが、
走った後に充実感もありましたし、
友達関係も、走るような友達が集まりました。


サボるような友達は離れていき、
同じような友達とつるみ始めていました。


マイナスの楽な誘いにのらなくて
良かったと思いました。


子どたちの中にも、
自分では自由に未来を思い描くことができるのに、
自分は無理だという
内側の声に従いすぎている姿も見られます。
内側の負荷です。


また、気を付けなければならないのが、
友達からのマイナスの声です。外側の負荷です。


私が教師を目指すときや
高校受験のときに経験したように、
マイナスの声は自分の自信を揺らがせます。


また、人間は感情に流れやすく、
楽な方には進みたい生き物です。


マイナスの声を身近にかけられると
そっちの方に行きたくなるものです。
マラソンでゆっくり走るように。


でも、自分が心から望む道はそっちなのか?
と心から自分に問いかけてほしいと思います。


もし違うのであれば、
自分の意志を大切にすること。


自然と合わない友達は離れていきます。
離れていけば、自分には
合った友達が現れるものです。


その友達が良い悪いといった話ではなく、
自分にはあった友達が自然と集まるし、
その離れていった友達にも
同じような友達が集まるということです。


だから、内側と外側の負荷に影響されず、
自分が未来に何を望むのか
ということを大切にして
今の行動を考えてほしいと思っています。