2017年10月3日火曜日

自分の内側と対話しながら学び成長する。


自分の内側と対話することが
成長するためには必要だという話をしました。



私は空手をしていたのですが、
型の練習をするときは、
身体のちょっとしたバランスの崩れや、
動きのよどみなどに敏感になる必要があります。


その気づきを修正していく作業を
日々繰り返していくことで上達していきます。


きっと同じ練習をしていても、
上達する人としない人の違いは、
自分の内側に意識が向いているか
いないかの違いだと思います。


テニスであれば、
ただ言われたことを繰り返して
手を動かしているのか、
それともラケットの動きを
肩甲骨から動いているのか、
手首、肘、肩、腰などの
連結を意識できているのかで
大きく変わるはずです。


私は毎日水泳を30分程度しているのですが、
その時も、
水のちょっとした抵抗に敏感になり、
手でつかむ水の動き、
身体の筋肉の緩急など
意識を敏感にしながら泳ぐようにしています。


勉強では成長のプロセスには2通りあります。

反復でによるパターン暗記でできるようになる。
自分の思考を見つめ、
深い理解でできるようになる。


ただ繰り返すだけでは、
点数だけが上がります。

それ以外の部分は高まらないものです。


どこをどのようなミスをしているのか。
自分はどう考えて、
どの地点でミスが生じたのかと
細かく自己分析ができる子は
自分との対話ができている子です。


スポーツであれ、
勉強であれ、全てはつながっています。
土台となる自己分析能力が高まれば、
全てがまんべんなく伸びていきます。

ゆえに、どんな分野に進もうと
大成することができます。

勉強を通して、
自分の成長の仕組みを学んでほしいと思います。


勉強だけできる子ではなく、
勉強「も」できる子を目指して。