2017年9月8日金曜日

助ければ助けるほど、子どもは弱くなる。

子どもたちが取り組んでいる姿で
気になることあります。

数分も経たないうちに
「わからない」という言葉を口から出すことです。


わからないことは仕方がないのですが、
わからないに至る時間が短いのが問題です。


少しでも難しい問題にであうと、
自分で考えることから
逃げようとするのです。


これは、靴ひもがほどけると
すぐに親を呼び、
結んでもらおうとする姿と重なります。



助ければ助けれるほど、
子は弱くなる。


子どもの要望に応え、
すぐに靴ひもを結んでいたら、
子どもは自分で靴ひもを結ぶことが
できないままになります。


勉強も同じで、
すぐに口からでる「わからない」という言葉に、
慌てて対応していたら
子どもはどんどん依存性を強め、
自ら考えることをしなくなります。


わからないという言葉を出すには
あるプロセスを経る必要があります。


まずは全力で試行錯誤してみる
そのプロセスを経た人だけが
「わからない」という言葉を出せるのです。


思考に粘りのある子供に
育ってほしいと思います。