子どもたちが取り組んでいる姿で
気になることあります。
数分も経たないうちに
「わからない」という言葉を口から出すことです。
わからないことは仕方がないのですが、
わからないに至る時間が短いのが問題です。
少しでも難しい問題にであうと、
自分で考えることから
逃げようとするのです。
これは、靴ひもがほどけると
すぐに親を呼び、
結んでもらおうとする姿と重なります。
助ければ助けれるほど、
子は弱くなる。
子どもの要望に応え、
すぐに靴ひもを結んでいたら、
子どもは自分で靴ひもを結ぶことが
できないままになります。
勉強も同じで、
すぐに口からでる「わからない」という言葉に、
慌てて対応していたら
子どもはどんどん依存性を強め、
自ら考えることをしなくなります。
わからないという言葉を出すには
あるプロセスを経る必要があります。
まずは全力で試行錯誤してみる。
そのプロセスを経た人だけが
「わからない」という言葉を出せるのです。
思考に粘りのある子供に
育ってほしいと思います。