子どもたちに
「時間は財産」という話をしました。
人生を1日に凝縮してみると、
40歳の自分は正午あたりです。
10歳の子どもたちは、
まだ真夜中の午前3時です。
午前3時の子どもたちより、
正午の私の方ができることが
多くありますが、
それは生まれた時からできたわけではありません。
時間を使ったから、
できることが増えただけです。
同じ年の友達と比べても、
体格差はありますが、
足の速い子とそうでない子に別れます。
生まれた時から速いのではなく、
足が速くなることに
自分の時間を使ってきた結果、
速くなったということです。
鬼ごっこをよくやっていたり、
サッカーを習って走る機会が多かったり。
勉強も同じです。
時間を費やせば、
伸びていきます。
ただ、気を付けなければならないのは、
時間を費やしていても、
ぼーっとしていたら、
それは時間を使っていないのと同じ。
ゲームに使えば、ゲームが上手になる。
テレビに使えば、テレビに詳しくなる。
自分がもっている財産である時間を
何に使うのかをじっくり考えてほしいと思います。