2017年9月26日火曜日

自分たちの可能性に自分でブレーキをかけない。

子どもたちに
「過去の自分にとらわれない」
ということを伝えました。

私は、高校時代に
学費を自分の貯金から払ったことがあります。

また、大学は奨学金で払い、
40歳近くまで返済し続けていました。

お金に苦しんだ時期が結構あったので、
常にお金が消えてしまいそうな
イメージを持っていたときがありました。

人は過去のことによって
勝手に未来を想像してしまうものです。

4年、5年と勉強が苦手だった子は
これからも苦手だろうという
勝手なイメージをもっています。

これは車で言うならサイドブレーキです。

このサイドブレーキをかけたまま
アクセルを踏み込めば、
前には進みますが
エンジンが焼け切れてしまいます。



だから、自分にとって
このサイドブレーキは何なのか?
根拠はあるのか?
というところを見つめることが
とても大切になります。

また、未来は自分で変えられるものです。
サイドブレーキを外したなら、
これから自分の未来は
自分で創り上げることができます。

世の中には
病気で寝たきりであったり、
自分で希望通りの未来を
創り上げられない人も
たくさんいます。

五体満足に生きている自分たちは、
過去の自分のイメージなんかに
縛られることなく、
もっと自由に未来を作ることができます。

私は40歳という人生の折り返し地点を過ぎました。
後半戦になっても
まだまだ未来を作ろうという意識はありますが、
子どもたちの先に開ける可能性に比べたら、
とても狭いものです。

自分たちの可能性を
サイドブレーキで勝手に狭めて生きることが
無いように言葉を届けていけたらと思います。