走り回っている子が時々いるものです。
子どもだから少しは理解できますが、
何回注意しても繰り返す姿があれば、
伝えなければならないことが出てきます。
それは、集団心理です。
いじめられた人が死んでしまう
という事件がありますが、
これは集団心理が働いているからです。
1対1であれば、
ある程度で暴力がストップしますが、
それが1対3になると
3の方はかわるがわる仲間に助長されて、
どんどんエスカレートして歯止めが効かなくなる。
結果として、死に至るという事件もあります。
この集団になると歯止めが効かない状態が
注意されても走り回る状態と同じだと
考えてもらいました。
もし、教室に1対1でいたとき、
走って注意されたら100%やめていたことでしょう。
それが複数になると
お互いが助長され、
テンションが上がり過ぎて、
抑制がきかなくなる。
塾ではありますが、
この様なことも大切なことだと
私は元学校の教師なので考えています。
羽目を外し過ぎたところがありましたが、
集団心理を身を以て体験できたので
良い機会だったと思います。
バンコクの学習塾TJブリッジでは
学力だけではなく、
生きる力も高めていきたいと思います。