2017年7月5日水曜日

集団心理は自分の行動を抑制できなくする

休み時間に鬼ごっこのように
走り回っている子が時々いるものです。


子どもだから少しは理解できますが、
何回注意しても繰り返す姿があれば、
伝えなければならないことが出てきます。


それは、集団心理です。


いじめられた人が死んでしまう
という事件がありますが、
これは集団心理が働いているからです。


1対1であれば、
ある程度で暴力がストップしますが、
それが1対3になると
3の方はかわるがわる仲間に助長されて、
どんどんエスカレートして歯止めが効かなくなる。


結果として、死に至るという事件もあります。


この集団になると歯止めが効かない状態が
注意されても走り回る状態と同じだと
考えてもらいました。


もし、教室に1対1でいたとき、
走って注意されたら100%やめていたことでしょう。


それが複数になると
お互いが助長され、
テンションが上がり過ぎて、
抑制がきかなくなる。


塾ではありますが、
この様なことも大切なことだと
私は元学校の教師なので考えています。


羽目を外し過ぎたところがありましたが、
集団心理を身を以て体験できたので
良い機会だったと思います。


バンコクの学習塾TJブリッジでは
学力だけではなく、
生きる力も高めていきたいと思います。