2017年4月9日日曜日

生きる力を奪わない指導

人生で成功を収めることができる人は、
主体性がある人です。


自分の目の前に置かれている問題に気づき、
解決する方法を考えて実行に移せる人です。


しかし、ここで気をつけなければならないことは、
多くの教育機関では、
この力を高めることができないという現実です。


特に手とり足取り指導します
とうたうところほど、
自分たちがやっていることが
子どもたちの生きる力をうばっていることに気がついていない。


講師をする人たちは、
自分たちが手とり足取り指導されて
生きてきている人が多いものです。


だから、自分が受けた教育をもとにして、
子どもたちを指導します。


では、自分で問題を解決する能力が育たなくても、
私も大人になって働くことができているんだから、
いいのではないか?という声もありそうです。


でも、それは違っていて、
講師という仕事は、
今まで自分が学んできた学問そのものを使って仕事をする
少し特殊性のある仕事だから成り立っているんです。


子どもたちの多くは企業に努め、
日々、新しい問題に直面し、
学問的な知識を使わず、
解決していかなければならないのです。


だからこそ、手とり足取り指導されていては、
問題を解決する力が高まらないのです。
むしろ依存的な性格にしてしまいます。


なので、ちょっとでも悩んでいる子がいると、
すぐに手助けしてしまう家庭教師は問題があります。


学問そのものだけを高めようとしていることは、
家庭から求められているなら正しい行為です。


しかし、子どもの将来を考えたときに
マイナスになります。


また、コンピュータ診断で
あなたの苦手はこれですよ。

これをやってください。
なんて指導するところも、
これでは、将来の指示待ち族を育てることにもつながります


極端な話ではありますが、
わかりやすくするために
話にエッジを立てています。


TJではこのような
傷口にバンドエイド的な指導
しないように心がけています。


あくまで
傷ができる原因を
子どもとともに考えるというスタンス
忘れないで指導をしていきます。


バンコクで1番
生きる力を高める学習塾を
目指して指導していきます。