2017年4月18日火曜日
目先の目標ではなく、人間を高める目標を。
子どもたちには
新年度ということで「目標」についての
話をしました。
みんなは陸にいて、
これから航海しようとしています。
目的地がわからなければ、
食料、燃料をどれくらい積めばいいのか、
そもそも船の種類はあっているのか
などを考えることができません。
まず、目的地を決めるのが
目標を立てるということです。
学校では「生活」と「勉強」の
2つの目標を立てると思います。
TJは塾なので「勉強」について
話をしぼりました。
大人になって三角形の面積を使うことは
なかなかありません。
でも、勉強が無断にはならないとすれば、
それは、その面積を学ぶ際に、
自分の能力を高めることができたときです。
どうしたら、
その勉強の裏にある能力を高めることができるのか。
それは、自分で試行錯誤することで
高めることができます。
例えば、
インターなら「オールA」
日本人学校なら「よくできる」
これを全部取ると目標を立てたとします。
そこで、プロセスを
全て大人に考えてもらい、
あれこれ指示され続けて行動していれば、
たしかに目標は達成されるかもしれません。
しかし、
自分の能力は高まっているのか?
生きる力は高まっているのか?
と考えたら疑問です。
目標達成したときに、
ただ「オールA」や「よくできた」が
印刷物に残っているのはなく、
自分の身に何が残っているのかが本来は大切なはずです。
自分で目標を立てて、
試行錯誤しながら、1学期失敗したら
2学期のために作戦を変更して、
さらに高みを目指す。
この様な試行錯誤する力こそ
大人になって自分を助けてくれる力となります。
だからこそ、
目標を立てるときは、
目先の結果ばかりではなく、
自分自身が高まる目標も設定してほしいと思います。
「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に
なお残っているもの、それこそ教育だ」
アインシュタイン
バンコクの学習塾TJブリッジは、
人間としての生きる力を高める塾として
子どもたちに指導していきたいと思います。