2017年3月8日水曜日

成長を目的にするという思考

TJブリッジでは
「目的を成長におく」
という話をすることがあります。


視点をどこに置くかで
勉強の意味は大きく変わってくるからです。


正解は絶対的に良いことだ。
実はそうは言えないことがあります。


成長という部分を目的にするなら
意味ある正解と無い正解に別れるのです。


あまりわかっていなくても、
子どもたちは勘で答えることがあります。

正解になっていて喜ぶ姿もあります。
確かに正解は嬉しいでしょう。

でも、その正解が成長につながっているのか?
そこを視点に入れると、
手放しで喜ぶことができないのではないでしょうか。


正解と反対にあるのは間違いです。


その反対にある間違いであっても
そこから多くの学びがあれば
成長という目的には合致しています。


間違いを喜びに変えることもできるのです。
すべては成長という視点を
自分にインストールできるかどうかです。


正解か間違いかで一喜一憂する意味合いが
成長を目的にすることで大きく変わるのです。


TJではミスしてもいいんです。
全く叱られることはありません。
笑う友達がいたら、私が注意します。


ミスは大いに結構。
でも、ミスから何か学ぶことができたという
実感があるか無いかが大切です。


算数的なパズルなどに取り組んだときも
努力の跡が見られないときは
時間が許せばやり直しをさせます。


それは成長を目的にしているので
解けるとけないは別として
思考したかどうかを見ているからです。


間違って質問することは
少しも恥ずかしくありません。


成長を目的としているなら
誰からに馬鹿に見られるのでは?
という思考は無駄でしかありません。


2日後にそのミスを質問していたことを
引きずって馬鹿にしてくる人は皆無です。
いたら、その人が幼いだけです。


恥ずかしいのは自分の心の中で
勝手に作り上げた妄想。

成長を目的としてTJで学ぶ。

TJブリッジでは、
必ずインストールしてもらいたい視点です。