2017年3月1日水曜日
子どもたちに訪れる未来のために「考える力」が最重要
勉強の意義について
話をしました。
これは何回話しても
話過ぎることがないほど
根本を支える大切なことです。
スマートウォッチが発売されて
かなりの年月が経ちましたが、
秋には体温で充電できるものが
発売されるそうです。
そうなると
電池交換の仕事は減ります。
また、修理となったとき
スマートウォッチ対応できない
修理工は仕事を失うことになるでしょう。
技術は目まぐるしい速度で変化します。
大手の車会社も
自動運転が主流になれば
アップル、テスラ、グーグルなどが
ライバル会社として出てくる可能性もあります。
また、グーグルグラスがあれば
英語の本も日本語が浮かび上がって読める
という未来はそう遠くないはずです。
翻訳という仕事は減るでしょう。
さらに、耳から直接翻訳した音声が流れる
という可能性も10年後ならありえるので
通訳という仕事も減ってきます。
とにかく、子どもたちの未来は
大きく変わるので
従来以上に考える力が大切になります。
ただ言われたことをやるだけでは
厳しい現実が待っているのは
私の主観ではなくて事実だと思います。
フリーターは時給1000円で
家族ができたからと2000円にはしてくれません。
マックフライポテトは時給が2倍になっても
2倍美味しい商品がつくれるわけではないからです。
結局、単純労働は安い労働力へ流れるので
少子化が叫ばれているので
外国人労働者が安い労働を担うことになるので
より子どもたちは想像力を発揮する仕事に
つく必要があります。
勉強するということは
考えること。
これを繰り返し伝えているには
このような未来を想像しているからです。
ただ公式を覚えて問題を解くだけでは
訪れる未来の流れとは別の道を
歩もうとしていることになってしまいます。
どれだけ自分の頭で考えたか。
すぐにヒントを手に入れようとするのではなく
ギリギリまで自ら考えてみる。
宿題も同じです。
間違えた問題をそのままにするということは
考えることを放棄していることです。
わからないところは見ないで、
ぱっと考えてわかるところだけ
解くという状態では頭の訓練にはなりません。
悲観的になる必要はなく
きたるべき未来に対応すればいいんです。
だからこそ、わからなくてもいいから
考え続けることから逃げないで
立ち向かってほしいと思います。
勉強の意義は
未来に対応できる自分を創り上げていくことにあります。