2017年3月23日木曜日

大人になって使わないなら、勉強とはいったい何なのか?

勉強とは何か?

勉強とは何か?
ということについても
話をしました。


義務教育以降に
今習っていることは
使わないことが多いものです。


三角形の面積だったり、
角柱の体積だったり、
分数の計算だったり、
普段は使わないことばかり習います。


では、なんのために勉強をしているのか。
そこを考えないと
勉強は無意味なものになります。


私は、勉強とは、その学問も大切ですが、
全員に共通する大切さは別のところにも
しっかりあると考えています。


わからない問題に直面したとき、
どう対処するのか。


難しいことに直面したときに、
諦めない心をもてるか。

ミスを減らすために、
思考を丁寧にすることができるか。


このような生きるために
大切なことを勉強を通して、
学ぶことができるのです。


それであれば、
知識を忘れてしまっても、
自分の能力は成長していて、
それは一生使える武器になります。


スポーツであれ、
芸術であれ、
すべてに共通することを
勉強を通して学ぶことができるのです。


だからこそ、
わからないところを
すぐにサポートすることは
学問的には意味があっても、
生きる力を高めるためには
マイナスになるのです。


どの程度まで自力で考えさせるのか。
そこが成長の要となります。


また、わからない問題を
すぐに諦めてしまっては
学びは薄くなります。


単純な反復の知識を得て、
人よりちょっと先に
物事を知っても、
それはすぐに追いつかれる知識でしかありません。


しかし、真面目にコツコツ
今はできなくても
試行錯誤している子は、
大切な学び方を自分の気づきで
得ることになります。


その自分の気づきで得た力こそ、
他の人と違う個性へと結びつくものです。


勉強とは何か。

少しでも考えてくれたらと思って、
私が日頃指導する際に
大切にしている考え方について
教えました。