受け止めて、解き直すことの大切さを知ってもらうために
こんな例え話をすることがあります。
もし、腕の調子が悪く、
指が思うように動かないことがあったら
病院に行くはずです。
そして、病院に行ったら
お医者さんに診察してもらいます。
そこで骨折と言われたら
どうするか?
当然、感謝の言葉を述べて
病院を後にするということはありません。
治療する必要があります。
この流れは勉強とも全く同じです。
宿題やプリントで問題を解く。
解いた後どうするか。
間違っているところが見つかったら
直して理解する必要があるわけです。
直して理解する=治療する
それにも関わらず、
間違えがあってそのままにしてしまうのは
どれだけおかしいことなのか
ということを理解してもらいました。
また、もっとおかしいこともあります。
それは骨折している可能性が高いにも関わらず、
病院で診察結果を聞くのが怖いから
違う友達に変わりに診察を受けにいってもらう
という行為です。
これは友達に答えを見せてもらったり、
ドリルなどの答えを見て問題を解く
という行為と同じです。
そのようにして
他人の体を見せて
骨折していませんという診察結果を得ても
結局のところ自分が骨折している事実には
変わりはないわけです。
どんなことがあれ、
骨折しているなら治療する。
わからない問題があるなら理解して解き直す。
そんなシンプルなことから
目をそむけることなく
コツコツと頑張れる人になってほしいと思います。