2017年2月19日日曜日

間違えを直すということは骨折と同じだという意味

子どもたちに間違うことを
受け止めて、解き直すことの大切さを知ってもらうために
こんな例え話をすることがあります。


もし、腕の調子が悪く、
指が思うように動かないことがあったら
病院に行くはずです。



そして、病院に行ったら
お医者さんに診察してもらいます。

そこで骨折と言われたら
どうするか?

当然、感謝の言葉を述べて
病院を後にするということはありません。

治療する必要があります。

この流れは勉強とも全く同じです。

宿題やプリントで問題を解く。

解いた後どうするか。

間違っているところが見つかったら
直して理解する必要があるわけです。

直して理解する=治療する

それにも関わらず、
間違えがあってそのままにしてしまうのは
どれだけおかしいことなのか
ということを理解してもらいました。

また、もっとおかしいこともあります。

それは骨折している可能性が高いにも関わらず、
病院で診察結果を聞くのが怖いから
違う友達に変わりに診察を受けにいってもらう
という行為です。

これは友達に答えを見せてもらったり、
ドリルなどの答えを見て問題を解く
という行為と同じです。

そのようにして
他人の体を見せて
骨折していませんという診察結果を得ても
結局のところ自分が骨折している事実には
変わりはないわけです。

どんなことがあれ、
骨折しているなら治療する。
わからない問題があるなら理解して解き直す。

そんなシンプルなことから
目をそむけることなく
コツコツと頑張れる人になってほしいと思います。