コップに水が入っている。
この例はよくあげられますが、
真実をとらえています。
コップに水が半分もある。
コップに水が半分しかない。
状況によって感じ方はかわります。
同じ水なのに。
砂漠であれば半分の水に感謝します。
コーラ、オレンジジュース、自由に飲める
環境であれば、水に感謝はしないでしょう。
でも、水は同じ水。
空気も同じです。
ボートが転覆して
その下に閉じ込められたとき、
ボート内にある空気には感謝できます。
でも、今この瞬間に
空気を吸うたびに感謝できる人はいないでしょう。
でも空気は同じ空気。
ちょっと考え方を変えると
同じ状況でも幸せを感じ、
不幸を感じるものです。
ちょっとした見逃しがちな
幸せというのは身近にあるものです。
いつもそんなことを考えて生活することは
難しいものですが、
せめて今この瞬間だけでも
ちょっとした幸せを探す練習をしてもらいたい。
そう思って、そのことを書いてもらいました。
人生を幸せを感じて生きるには
ちょっとしたコツがあって、
それはちょっとしたことに
幸せを感じる心を養うことです。
聖人君子になってほしいなんて
聖人君子でもない自分は
無理な要求はするつもりはありません。
ただ、ちょっとしたことに
感謝を見つけられる視点を
身に付ける第一歩を踏み出してもらえたら
と思っています。