2016年11月30日水曜日

次頑張りますというあいまいな言葉。

私が子どもたちに伝えたことは
「次は頑張ります。」という言葉の曖昧さです。

次頑張りますという言葉


子どもたちから聞かれる言葉の代表格に
「次は頑張ります」があります。



この言葉は免罪符のようになっています。


どんなミスがあっても
どんな反省点があっても
次は頑張りますと言った途端、
そこで思考が停止・・・


何か許されるような言葉として使われます。



本当に大切な考えなければならないことは、
次頑張ります!というあいまいな決意じゃないんです。



何を頑張るのか?
いつまでに頑張るのか?
どのように頑張るのか?



このように具体的に考えない限り、
今までの自分は何一つ変わることはありません。



算数を頑張ります。



こんな言葉を耳にすることがありますが、
算数という言葉は大きすぎます。


算数を頑張ります!
と言った子の頭の中では何が起っているか。


算数という言葉のイメージは
ぼやっとしていて、
頑張るという言葉のイメージもぼやっとしているはずです。



右手をあげます!
と言えば、すぐに右手を挙げることができますが、
算数を頑張りますと言った途端、
体は何も反応しないでしょう。



頑張る内容がわかっていなければ、
今日からの行動は何も変わることがないのです。



今やっている単元の算数のテストを
100点にします。
であれば、具体的であるし、
そのあと何をしなければならないのかを
考えるきっかけとなります。



だからこそ、次頑張ります!なんて
適当な言葉に逃げず、
目標は具体的に
細かく書くことが大切だと。



そんなことを子どもたちに伝えています。