子どもたちに
成長するとはどういうことかを
図に描いて説明することがあります。
スポーツであれば、
相手が転んで勝つことがあります。
それは確かに勝ちではありますが、
相手の立っているところが
下に落ちて、自分が高いところにいるような
錯覚をもっているだけです。
例え勝ちという結果を手に入れても
自分は変わっていない
という事実に目を向ける必要があります。
勉強であれば、
友達の答えを見たり、
ドリルの答えを写して正解しても
それでは自分の立ち位置は変わりません。
もちろん、点数で競争する場合でも
相手がミスをして
自分の方が点数が高くても
それは相手が下がっただけです。
いつも心に留めておいてほしいことは
自分が1cmでも成長したか?
ということです。
自分が成長したからこそ
手に入れたものは本当の実力です。
はじめは負けることがあっても
1cmずつ成長していけば
いつかは必ず高い場所にたどり着けるものです。
諦めずに地道な努力を続けられる人に
なってほしいと思います。