塾の子どもから良い意見が出たので
それをもとにして話をしました。
その意見は、下記の様なものでした。
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自分は負けず嫌いであり、
指示されたり注意されたりするのを
恥ずかしいことだと思う。
その自分の弱さと戦っていきたい。
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私が子どもたちに伝えたのは
負けず嫌いには2種類あるということです。
小さい負けず嫌いと
大きい負けず嫌いです。
小さい負けず嫌いは
目先のことだけに負けたくないというもの。
例えば、サッカーであれば、
練習で自分が失敗したり、
友達に負けるようなレベルのことです。
大きな負けず嫌いとは
ワールドカップなどの大きな大会などで負けたくない
というレベルのもの。
大きな負けず嫌いをもつ人にとって
小さい負けず嫌いは成長の邪魔なだけです。
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別に練習で失敗し、
注意されたり指示されたりすることは
大きな勝ち、大きなところで負けないために
自分にとっては必要なものだと理解することです。
小さい負けず嫌いが行き過ぎると
成長のチャンスを逃すことになります。
塾で問題を解くことも同じです。
小さい負けず嫌いから
間違いを隠してしまうことは
大きな勝ちを遠ざけてしまう行為です。
大きな勝ちとは人によって違います。
大学入試かもしれませんし、
科学者という夢かもしれません。
負けるのは嫌かもしれない。
でも、大きな勝ちのために
小さい負けを認め、
そこから成長していくことが
大切なことではないだろうか。
そんなことを子どもたちに
考えてもらいました。
大きな目標をもって、
小さな負けを受け入れて
成長できる人になってほしいと思います。