勉強だけできればいいのか?
今の子どもたちには
特に強く伝えたいことです。
世の中から争いがなくなりません。
根源をたどっていけば、
そこには頭の良い人たちがいるものです。
核兵器をつくる人も
コンピュータウィルスを巧妙にプログラミングする人も
みんな頭が良い人、勉強ができる人です。
勉強ができる人ではあっても
心が成長していないから
その頭を間違った使い方をしてしまっている人です。
頭が良いだけというのは
高性能の道具をもったというだけの状態。
その道具は使う人によって人を殺す道具にも
人を助ける道具にもなるわけです。
だからこそ、子どもたちに伝えたいことは
勉強だけできれば良いのか?
ということです。
毎日毎日勉強を頑張るのは良いけど、
友達が嫌がることを想像できないのであれば、
気付かずに人を傷つける道具としての頭脳を
育てているかもしれない。
感情の無いロボットの様に
勉強を繰り返すだけの日々では
心はなかなか育まれないものです。
だからこそ、このことは
強く子どもたちに伝え続けていきたいのです。
勉強だけできればいいの?