2016年10月24日月曜日

友達の良い面を見ること悪い面を見ること。

物事には良い面と悪い面があることは
子どもたちに知っておいてほしいことです。




子どもたちが集まると
時々友達の悪い面を話している姿をみかけることがあります。





私は個人的に友達は多くなくても良いと思っています。




友達100人できるかな♬
なんて歌がありますが、
本当の親友が数名いたら幸せだと感じています。




そもそも無理に全員仲良くしようとするから
合わない子がつまはじきになります。




全員一緒にいなければいけない
同じことをしなければいけない。
そう思うから価値観の違う人たちが争うんです。




人は良い面と悪い面をもっています。




私もそうですし、
みなさんもそうだと思います。



でも、
普通は他人の良い面を中心に見ようとしているはず。
というより、自然に見ているのではないでしょうか。




人はちょっとしたっきっかけで
悪い面を見るようになってしまいます。



そんな例の1つがいじめです。



クラスの中に嫌な子がいるとき、
別に離れていればいい。




無理に友達になろうとする必要はありません。




なのに仲良くしろと大人に言われ、
無理にくっつけて同じ行動を
するようにさせられます。




すると不平不満がどんどん溜まるんです。




そして、
溜まった負担をその子がいないところで
口に出してしまう。





何が起るか。




クラスの子が今まで
意識せずに良い面を中心に見ていたことが
悪い面を中心に見るようになってしまうんです。




あっ!確かに嫌な奴だな。
よく見てみると・・・




すること成すことすべてが悪く見えてくるんです。




狭い範囲しか見えないメガネで
悪い面ばかりを見ている状態です。




だからこそ、他人のいるところで
自分が嫌いな人の悪口を言わない方が良いんです。



人はちょっとしたきっかけで
悪い面ばかりを見るようになってしまうんです。



そして一度ついた嫌な面を見る色眼鏡は
外すことが難しい。




嫌だと思う気持ちはなかなか消えないけど、
嫌な相手は無視するのではなく
自然と距離をとればいいんだと思います。




積極的に無視をしたり
意地悪をする必要はなく、
合わないから距離をとるといったレベルであれば
変な争いは生まれません。





友達には良い面も悪い面もあり、
その感じ方は人それぞれ違う。



だから自分の価値観を強要する必要はない。




自分が合わない友達にも
合う友達はいて、
その友達同士で仲良くすればいいわけです。




そんなことを先に生きる大人は
子供たちに噛み砕いて教えてやる必要があると思います。