君たちは脳力がある。
TJブリッジで毎回のように
子どもたちに伝えることです。
子どもたちに伝えることです。
勉強というのは脳力を測るための
物差しの1つでしかありません。
そのたった1つの物差しのために
自信を失う必要はないということです。
ポケモンのキャラクターは
700種類くらいいるそうです。
子どもたちの中には
そのほとんどの名前を言える子もいます。
先生からとってみたら、
そんなにたくさん暗記できているということは
頭が良いわけです。
マインクラフトで、いろいろな材料の組み合わせを
覚えている子は頭が良いです。
私の高校時代の友達は
競馬おたくで馬の親の名前や
どの賞を獲得したかまで暗記していました。
すごく頭が良いですが、
友達曰く、競馬場のおじさんの方が
獲得した日まで覚えているなど
頭があがらないとのことでした。
学校という場所で求められるのは
勉強という物差しで測る頭の良さだけです。
そこで点数が悪いからと言って
頭が悪いわけではないんです。
ただ、ポケモンのキャラクターを暗記している子は
脳力を勉強に使っていないだけです。
また、この脳力は生まれたときに決まっているわけではありません。
筋トレをすれば筋肉が付くように
勉強をすれば脳力が高まるという
シンプルなものです。
だから、点数が悪くても
頭が悪いんだなんて思い込む必要はないんです。
生まれた時から脳に障害をもっている子もいます。
そんな中で頑張っています。
脳に障害をもつことなく
健康に過ごしているのに頭が悪いなんて
自分で気軽に言うのは
障害をもっている人もいる中、
安易な考えではないか。
ポケモンキャラを数百も言える子の脳の中には
勉強に対しては眠れる脳力があって、
その脳力は発揮してくれる日を
待ち望んでいるわけです。
ただ、勉強全部をいっきにできるように
なんて考えると心が折れてしまいます。
また、算数など積み重ねが必要な教科では
なかなか結果が出ないかもしれません。
そんなとき、ぜひ頑張ってもらいたいのは漢字です。
漢字テストなら
今までがどうであれ、
次回のテストから満点になることができます。
漢字は積み重ねを挽回することが
算数以上に簡単なんです。
だからこそ、今もっている脳力で
隠れたままであるのなら
まずは漢字から全力で頑張ってみるのも良いのではないか?
そんなことをバンコクの片隅にある塾で
熱く伝えているんです。
TJに通う子どもたちが、
少しでもやる気が高まってくれたら嬉しいです。
少しでもやる気が高まってくれたら嬉しいです。