2019年9月11日水曜日
無駄の多い学校の漢字ドリルの宿題は廃止してほしい
TJブリッジでは
主にバンコク日本人学校から帰った子供たちが通ってきています。
インター校の子は数名います。
バンコク日本人学校の子とインターの子を比べてみて
残念に思うことがあります。
それはバンコク日本人学校から出されている
漢字ドリルの宿題です。
これを見ていると
本当に旧式の教育だなと悲しい気持ちになってきます。
これはバンコク日本人学校だけではなく、
日本の学校全般で出されがちの宿題なんですけどね。
漢字ドリルをやる子供たちの表情は、
生気のない子供らしからぬものになっています。
マシーンのようにノートにひたすら同じ漢字を書き続ける姿。
クラスによって差があるようで、
中にはフリガナを全部に書くように指示されているクラスもあるようです。
そんな子たちは、後からフリガナをまとめて書いています。
この作業にいったい何の意味があるのだろうか・・・
TJで学校の宿題をやる時間は長時間ではありませんが、
バンコク日本人学校の子がマシーンのようにノートに字を埋めているとき、
インターの子は読書をしています。
読書をしている子は頭が働いていることが目から伝わってきます。
読書の方が人生にとってはプラスです。
友達とおしゃべりしていた方が社交性が高まる気すらします。
もちろん、知らない漢字をゆっくり書いて、
漢字の構造をしっかり理解して覚えることは大切なことです。
でも、知っている感じを何回も何回も
写経のように書くことが
未来を歩む子どもたちの背中を押す行為とは思えません。
苦痛に耐える力。忍耐力。
理不尽さを理不尽と思わなくする力。
命令に服従する力。
そのような力なら確かに高まりそうです・・・
子供たちが漢字ドリルをやっている様子を
宿題を課した先生たちにビデオ録画して見せてあげたいです。
死んだ魚のような目をして、
「へん」だけを先に書いて、
あとから「つくり」を書いている子もいます。
こんな時間を省略できるならば、
TJでミスした算数の問題を解き直すことができていたはずです。
家で自由にTJの漢字テストに向けた練習ができたはずです。
こんなことは言いたくないのですが、
漢字ドリルを使って、
同じ漢字をひたすらノートに書き続けるという勉強は、
国際性を育む教育とは思えません。
こんなことをしていて勉強って好きになれるでしょうか?
むしろ嫌いになる方に力が働いているのでは?
このような宿題を出す方も
出される方も習慣化してしまっていて思考停止している気がします。
どうあがいても変わらない仕方がないことなんでしょうね・・・
TJでは勉強を好きになってもらえるよう頑張ります!