2019年8月21日水曜日

バンコクで塾を経営し、教師をする資質と資格

塾で講師をしていて嬉しいことは、
感謝の言葉をいただくことです。


そんなとき、
先生という仕事をしていてよかったなぁ
という実感があります。


クレームをもらうことはありません。
この6年間でいただいたクレームはゼロです。


「こうしてほしい」という細かい要望は時々あり、
さすがにそれは無理!というレベルのこともありましたが(^^;



TJを選ばなかった人の声は私には届いてきません。
TJを選んでいただいた方は、
そもそもTJの教育方針に賛同してくださっています。


当然、クレームがないような状態になってしまうんです。


裸の王様にならないよう、
このような仕事をしていて、
常に気をつけなければならないのは、
自己内省です。


自分を見つめる。


本当に正しい指導ができているのだろうか?
そして、自分を規制する。


自分の行動は自由ではなく、
批判の声が届いていないからこそ、
自己内省の結果として、
自己規制をしながら指導していく。


そして日々自分の行動を1cmでも高めていけるように精進していくことが
自分には求められているのだと考えています。


塾を経営するということは
そんなに楽な世界ではありませんでした。


親は辞める自由があります。


サービスの低下はすぐに生徒数に影響するはずです。


だからこそ、自分を高め続けていくことが最低限の条件になってきます。


子供が好きだから、子供の成長に対して情熱をもつなどという理由は、
今の仕事をする理由にはなりえません。
当然のことだからです。


子供が好きではない人はやめたらいい。

子供の成長に情熱を持てない人はやめたらいい。


それくらい責任の重い、子供の人生を左右する仕事だ
という覚悟をもつ必要があると考えています。


その資格が自分にあるのか?


信じる、肯定する自分と否定する自分が
自分の中に共存しています。


その状態は苦しみを生みますが、
それでいいんだと思います。


慢心せず、否定的にもなりすぎず、
その中間地点で揺れ動きながら成長していけたらなと思います。


子どもたちのため、自分のために。