わからないと即決する態度は
どうしても直してあげたい態度の1つです。
学校の計算ドリルやプリント学習の一問一答を繰り返していると
どうしてもそのような
すぐに解けない問題を
速攻であきらめる姿勢が身についてきてしまいます。
即決できない複雑な問題は世の中にはたくさんあります。
そのたびに無理だと言っていたら、
単純作業しかできない人になってしまいます。
問題のどこがわからないのか。
どこまでわかっているのか。
わからないところを解決するための手段を考える。
今は塾にいるので手段の一つとして
先生に質問するということが考えられるはずです。
しかし、質問の仕方にも問題が隠れています。
「先生わかりません。」
「どこがわからないの?」
「全部わかりません。」
思考がざっくりしている状態です。
本気で考えていないときに
こうなることが多いです。
これでは教えることができないので、
どこまで自分で考えて、
どこがわからないのか?
を突き詰める作業からスタート。
そうやって思考力は高まっていきます。
だからこそ、
即決でわからないという習慣はやめるべきだ
ということをみんなには考えてもらいました。
すぐにわからなくたっていいじゃないか。
わからないことは悪いことじゃないんだよ
ということです。
わからない=悪
だと心のどこかで思っているから
わからないことに耐えられないのだと思います。
わからないことを楽しめる。
そんな態度が理想ですが、
そこまでいくのは現代教育を受ける限り
なかなか難しいので、
せめて耐えられるところまでは
高めてあげたいなって思います。
3年生のお子様をお持ちの方へ