本気でやるとはどういうことなのか?
ということについて
実例を挙げて説明をしました。
例えば、
自分がプールでおぼれたとします。
どうするか?
まさか、今日のご御飯は何だろう?
と考える人はいません。
あっ、宿題まだだったなとか考えるのではなく、
息をしたい!と必死でもがくはずです。
それ以外のことは考えていないはず。
息をしたいという目的があれば、
それだけに集中するはずです。
勉強で集中することの最高の状態は、
その状態に近いときです。
算数の問題で
わからないという子のために、
かなりギリギリまでヒントを出しました。
それでも、わからない子はいましたが、
そのときの自分が何を考えていたかを
思い出してみる。
本当に考えることだけに
集中していたのだろうか?
難しいから無理という思いや、
難しいと思った途端、
思考することをストップして、
テレビを眺めるだけのような状態になっていなかったか?
また、じっくりこれ以上分解できない
ギリギリのところで解説もしました。
また、似たような問題を次回出すと伝えたところ、
数名の子が無理という声が聞こえました。
そこでやはり考えてもらいました。
これ以上ないというほど
分解して説明したとき、
さっき話をしたほど集中して聴いていたか。
無理だとはじめから諦めた心の状態で
眺めているだけの状態ではなかったかどうか。
できるだけ自分の状態を客観的に見る習慣をつけることで、
自分の改善すべき点が見えてくるようになるものです。
受け身ではなく、
前のめりで学ぶ。
これは勉強だけではなく、
生き方にも言えることです。
だからこそ
まずは目の前にある勉強を通して、
自分の生き方を見つめていくことが
とても大切な勉強の意義なんだと思います。
少しずつでも構わないので、
付け焼刃ではない
確実な成長を願って指導しています。
TJブリッジは
勉強を通して生き方を高めていける塾でありたい。
そう思っています。