2018年11月29日木曜日

受け身で学ぶ癖を壊す。

子供たちには特に受け身にならないように
意識して指導しています。


学校生活をはじめ、
大人と一緒に生活をしていると、
命令されて行動する癖が身についてくることがあります。


言われないとやらない。


これが教育を受けて陥ってしまいがちな
危険な面だと思っています。


学び方が受け身だとどうなるか。


意識が働かなくなるのです。
心ここにあらずとでもいいましょうか。


確かに言われたことは作業をするのですが、
自分が何のためにやっているのかという目的もなく、
ただ解きましょうと言われたからやる。

授業が進んでいるから聞いている。

メモしろ言われたらメモするが
言われなければメモしない。


そうやった受け身の姿勢が身についてしまうと
無気力に拍車がかかってきて、
気が付けば目がとろーんとしています。




今何のためにメモしているの?
呼びかけながら
◆意識を「ここ」にしっかり置く。
◆目的をもって行動する。
ということを意識させています。


国語では、記述問題の思考の流れを指導しています。


先生が実際にどう考えて、
どのように記述問題の答えを導きだしているのか。


これはとっても大切なものです。
ある意味秘伝なんです。


それにも関わらず、
受け身で学ぶ姿勢が身についていると、
まぁ〇だからいいやといった感じで、
聞き流していたり、あくびをしたりという
集中力が欠ける姿勢で聞いていることがあります。



それを見かけるたびに声をかけ、
せっかく塾に来ているんだから、
この思考の流れを手に入れることこそ大切なんだよ
ということを伝えています。


ただ〇や×をつけるだけなら
答えを配って終わりですが、
それではいつまでたってもできない問題が
できるようにはなりません。


思考の流れ。
国語でも算数でもここを手に入れてもらえるように指導しています。


バンコク学習塾
TJブリッジ 小川一樹